映画「レイニーブルー」公式Webサイト

Schedule

劇場公開

  地域 劇場名 公開日 電話番号
上映終了 熊本 Denkikan 2025年7月4日~8月21日 096-352-2122
上映終了 東京 アップリンク吉祥寺 2025年7月18日~7月31日 0422-66-5042
上映終了 京都 アップリンク京都 2025年7月25日~8月7日 075-600-7890
上映終了 愛知 刈谷日劇 2025年8月15日~10月2日 0566-23-0624
上映終了 福島 湯本駅前ミニシアターkuramoto 2025年9月1日~9月29日 080-2109-6385
上映終了 広島 シネマ尾道 2025年9月13日~9月19日 0848-24-8222

※上映スケジュールは各劇場のホームぺージ等でご確認ください。

 

イベント(映画祭等)での上映

イベント名 日程 地域 開催場所 備考
第20回大阪アジアン映画祭 2025年3月17日・19日 大阪 テアトル梅田 斬新で挑戦的な作品を紹介する
インディ・フォーラム部門
唐津国際映画祭(KIFF)2025 2025年7月8日・10日 佐賀 シアターエンヤ 唐津市で22年ぶりに復活した
ミニシアターが主催する国際的な映画祭
第27回ソウル国際女性映画祭2025 2025年8月23日・26日 ソウル メガボックス新村 長編競争部門「ディスカバリー」に
日本作品として唯一正式招待
熊本経済同友会フォーラム 2025年10月11日 熊本  HIKE(玉名) 熊本経済同友会が主催する
玉名での特別上映会
ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭 2025年10月19日 北海道 くりやま温泉ホテル
パラダイスヒルズ
歴史ある映画祭の
長編コンペティション部門に正式招待

Message

柳明日菜

私の中学・高校は、日本のお父さんと呼ばれた俳優・笠智衆さんの卒業校です。私の家も笠さんの生家に近く、さらに私の生まれ年や中学入学年が笠さんとちょうど100年違いという不思議な縁があります。少し自慢したくなる話ですが、同級生の誰も知らないのが少し残念です。

私は、映画や演劇などの文化芸術には「触れた人の心を変える力」があると信じています。私自身、10代の頃、同世代の演劇作品に心を動かされ、「10代のうちに映画をつくる」という夢を持ちました。何をどう始めればいいのかもわからない中、がむしゃらに動き、試行錯誤を重ね、もがきながらも少しずつ形にしてきました。

その結果、私が出演した映画『緑のざわめき』(夏都愛未監督)、『テクノブラザーズ』(渡辺紘文監督)の監督、関係者にも参画いただくことができ、笠智衆さんの孫である笠兼三さん、熊本出身の高良健吾さん、小沢まゆさん、中島瑠菜さんといった豪華なキャストの出演が決定。さらに、オーディションで選ばれたキャスト、高校の先輩、演劇部の仲間、そして、地元の企業、団体など、多くの皆様方に応援、ご協力をいただきながら、撮影に挑むことができました。

この映画が、人々の心に新たな灯火を届け、映画の持つ力を再確認できる作品となることを願っています。

柳明日菜

Story

主人公の中山蒼(17)は映画同好会のたった1人の部員。彼女が敬愛する映画人は同郷の大先輩・笠智衆。
夏の日の放課後、部室からボロボロの1冊の脚本が見つかります。
「この脚本は何?誰がどんな気持ちで書いたんだろう?」蒼の妄想がどんどん膨らんでゆきます。

高校卒業後の進路を周りからとやかく言われるのが億劫な蒼。憂鬱な日々。
ある日、ラジオから流れてくる曲「レイニーブルー」。
「私、何やってるんだろう?」
ぎくしゃくする父との関係、味方か敵かよくわからない学校の先生、癖のあるクラスメイト。

笠智衆生誕の地である玉名地域の人間模様と共に描く、17歳の蒼の日常、そして小さな感情の揺れを丁寧に描いた青春群像劇です。

Background

柳明日菜

日本では、様々な理由で学校にいけない子供たちが増加の一途を辿っています。
柳明日菜監督も そんな経験をしてきた一人です。

大人たちの顔色をみながら物事を判断し、考える力や判断力を亡くしてしまった子どもたち。人にどのように評価されているのかが不安で、自分の好きなことを隠してしまったり、本音で人と話ができなかったり、心を守れなくなってしまう若者たちが多くなっていると耳にします。

親の期待に応えるため、友だちに気に入られるための他人軸ではなく、好きなものは好きだと言えるよう、自分軸で生きることの意味を伝えたい、という想いがこの映画には込められています。「学校に行くことがすべてではない」未来を担う若者たちへのエールとして、この映画を贈ります。

Cast

津川ミサ|上薗祐己|緒方隆人|宇野倖布未

藏原隆浩(玉名市長)|笠哲郎(来照寺住職)|夏都愛未|村上美香|政木ゆか|柳心々菜|久米田美麗|釜坂虹杏|一関ゆうみ|中島そら|原田青空|大久保志保|前田憲政|安田曜|土田浩登|緒方元|中山慎之介|松下元気|加藤舞|梶尾真治|山下泰雄|大石勝|渡部友一郎|皆田征賢

石口美桜|加藤いあら|堀歩未|福海天音|櫻木寧々|石口怜音水|水村真加|中山結香子|守永莉音|井口晃|寺本空嵐|中山大陽|米村優輝|和田功聖|岩下歩武|菊池倫太朗|徳永晄|野尻実来|熊野鈴彩

ほんだひろし|前田隆治|三牧悟史|久米田幸介|久米田徳子|梶原彩希|梶原捷希|田中央|坂本拡行|龍あずさ|前田成寿|前田真由美|前田沢子|森田留里|前田大樹|下山洋介|巻上開智|菅原美夏|竹内朱里|和田耕一|池本修明|永田浩二|大倉千寿|川元敦司|前田二三八|清田良子|上村利光|中村建助|中村眞知子|坂田栄子|岩見龍二郎|岩瀬福規|大山直美|緒方香織|神威京一|神山治伸|甲斐千里|川口法子|かわさきコージ|木村純子 |北山真有美|近藤茜|澤田渚|田上康二|徳永直美|外浦誠司|冬馬|西牟礼美和|早田なおひこ|平岩一美|藤井司|藤本京子 |マサキ|宮崎えりか|村上千鶴|村上百代|森岡大志|山下真南斗|竹下哲行|嶋田今朝光|坂元礼彦|多久友崇|大津和徳|木村純子|松本由美|神田有紀|中川花菜|西村藍奈|槌田親司|河地康幸|堀田晃海|前田恵美子|宮本あきこ|松野未沙|遠山美由紀|畝地隆行|川原剛|本田美也子|松永康雄|竹森由紀子|田中智子|平岡聡|大森直樹|辰理恵子|松下生久代|久保円佳|高木和子|森章浩|益田笑利|小山紀之|徳永由美子|窪寺祐希|村上誠一郎|炉前光

おおくらの森幼稚園|くまもとフィルムコミッション|うとフィルムサポーター倶楽部|MOMO LIVE CAST

Staff

staff

監督/柳明日菜 プロデューサー/濵島 玲恵 企画・原作/柳明日菜 脚本/柳明日菜 脚本監修/渡辺紘文 音楽監督/渡辺雄司 撮影監督/渡部友一郎 録音/北原慶昭 監督補/渡辺紘文 ラインプロデューサー/太田勝一郎 スタイリスト/立山真佐代、竹内朱里 ヘアメイク/下山洋介、秋田香織 記録/巻上開智 制作/前田憲政、森章浩 美術/益田笑利 スチール/皆田征賢、中山慎之介 メイキングディレクター/小山紀之 演技事務/菅原美夏 演出助手/津川ミサ 撮影助手/中山慎之介 編集/柳明日菜、渡辺紘文 グレーディング/渡部友一郎 台詞整音/北原慶昭、杉田知之 効果/小塩美空、柳明日菜 翻訳/藤田可南子、アドアストラ ロゴデザイン/川上千織 ビジュアル協力/ナガタマイ、佐藤奈那美

制作・配給・宣伝 /株式会社桃 配給協力 /TORAインターナショナル
製作 /映画「レイニーブルー」製作委員会(株式会社桃)

(協力)
映画制作集団 大田原愚豚舎|熊本大学映画研究部|Hub.craft.inc|SPROKETS|scoton|D,IOS中野坂上スタジオ|FM791|ST SNAPPERS|上村鈴治|山野道郎|石松義朗|吉崎輝喜|高木謙一|吉田敬|大川凛子|内田翔|原瑞稀|中山幸子|中村優里|高田真央|山川遼空|中山博昭|原口正美|原口順子

(スペシャルサンクス)
くまもと復興映画祭|奥山和由|竹中直人|小山薫堂|齋藤工|暉峻創三|伊藤さとり|安田真奈|足立紳|澁谷龍|澁谷京子|占部裕|岐部俊夫|窪寺洋一|小泉朋|杉本幸生|遠藤洋路|坂元正子|田上善浩|宮津航一

教育を盛り上げる会子ども大学くまもとギフテッドスクール熊本WING SCHOOL熊本県立湧心館高校松本学園熊本県子ども・若者総合センター

劇場用公開映画/HDカラー/107分

Comment

応援コメント

十代という若さでこの作品を創り上げた柳明日菜という才能に震え、十代の彼女にこの作品を創らせた笠智衆という存在に改めて痺れた。

小山薫堂(脚本家、放送作家、熊本県地域プロジェクトアドバイザー)

応援コメント

映画「レイニー ブルー」監督、主演の柳さんの表情に日本映画を切り拓く一筋の光みつけました。
確実にAIの時代になるからこそ、人間のために必要な映画を作れる逸材です。

奥山和由(映画監督・プロデューサー)

応援コメント

19歳が頑張って撮った青春映画ね、と油断してるアナタ。
熱量に飲み込まれますよ。柳明日菜に惚れちゃいますよ。

安田真奈(映画監督・脚本家)

応援コメント

"現役高校生の映画監督"
と言うこの作品の最大の枕詞を極力排除して浸った107分
柳明日菜と言う全方位的な映画人に出逢えました
個人的には
そこに渡辺紘文さんが立ち会っている事にも滾るものがあり
一度目より二度目の鑑賞の方が深く心に轟いた作品でした

齊藤工(俳優・映画監督)

応援コメント

柳さんと初めて会ったのは3年以上前、拙作『緑のざわめき』の撮影が始まる頃。
その時から大好きな映画の話、映画への愛を、たくさん語ってくれていました。
現場でも毎日同じモニター越しに一緒に夢を見てくれましたね。澱みない綺麗な魂を持った人。
そんな柳さんが映画の中で心と体をフルに使って躍動している姿を見て、とても胸が熱くなってしまいました!この夏、まだ一歩が踏み出せない人たちに、この映画はどれだけの勇気を与えてしまうんだろうと、ニヤニヤしちゃいます。

夏都愛未(映画監督)

応援コメント

もう子供ではない、でも大人になり切れてもいない17歳という特別な年齢。
その貴重な時期を生きる主人公の、不安定感、憂鬱、懸命さ、奔放さが、あらゆるショットを通じて刺すように伝わってくる。
そして、それでも無限大の未来に向かってひたすら前へと歩み続ける力強い美しさに、圧倒される。

暉峻創三(映画評論家、大阪アジアン映画祭プログラミング・ディレクター)

応援コメント

まるで天気のような映画だ。
コロコロ変わる不安定な空から
少しずつ太陽が覗いてきて
やがて得も言われぬ爽快感を味わう。

型にはまっていないのに
感情だけはしっかり映し出されているから
面白くて先を見たくなる。
こんな若者の映画を見たかった。
新星の如く現れた柳明日菜に、一票投じちゃう。

伊藤さとり(映画評論家・映画パーソナリティ)

応援コメント

大人になるにつれて、いつの間にか忘れてしまった青春時代。
あの頃はなぜ、あんなにいつも悩み、傷つき、そして焦っていたのだろう。
この映画で印象的だったのは、高校生と大人との、微妙な距離感です。
大人のようで、大人ではない。
高校生ならではの葛藤を等身大で描いた柳明日菜監督。熊本から羽ばたく若い力を応援しています。

遠藤洋路(教育を盛り上げる会代表、熊本市教育長)

応援コメント

遠くから聞こえる声…、風…、足音…、そして、懐かしい音色…。
2度と戻ることの出来ないあの頃の自分…。
監督のまなざしはとってもピュアで、みずみずしくて、情けなくて、やさしい。
俳優たちのお芝居もおかしくて笑っちゃった。
なんだかヘンでとてもチャーミングな映画をありがとうございました!

竹中直人(俳優・映画監督)

出演者コメント

この映画に詰まっているものにずっと驚きながら最後まで観ていた。
映画を愛してやまない女の子が相当度胸のある表現を監督、脚本、主演に込めて、今この瞬間にしか出せない事を120%でやり切っている。
柳さんにしか出せないパワーが溢れている。
このパワーがこれからどう変化、成長し表現されていくのかとても楽しみです。

高良健吾(デンキカン館長)

出演者コメント

完成した本編を観た時、熊本に居た頃の高校時代の自分を思い出しました。
女優になりたいとの夢を抱き、どうすれば夢に近づけるのかと模索していた日々。
この映画は、遠くにあるかどうかの小さな光を見つめていたあの頃の私をそっと抱きしめ、その光を目指して遠回りしたり立ち止まったりしながら歩んできた今の私を丸ごと肯定してくれたようで、涙が溢れて仕方ありませんでした。
影当時高校生だった柳明日菜監督の豊かな感性と溢れるほどの情熱に満ちた本作は、過去から現在、そして未来への架け橋となる映画だと感じています。
誰かの夢を軽んじたり、勝手に無理だと決めつけるのではなく、一緒に考え応援できる大人でありたいと改めて思わせてくれました。
この映画が一人でも多くの方に届くことを願っています。

小沢まゆ(ママ)

出演者コメント

「寺田」を演じさせていただきました、中島瑠菜です。
初めて台本を読んだとき、柳監督の描く世界観に圧倒されたのを今でも鮮明に覚えています。
そんな物語の中で「寺田」という役を通じて作品に携わらせていただけたこと、本当に嬉しく思っています。
また、撮影は私の地元・熊本で行われ、期間中はずっと温かく、幸せな時間を過ごさせていただきました。
熊本の美しい景観とともに、柳監督をはじめ、素敵なキャスト・スタッフの皆さんが丁寧に紡いだ青春の物語を、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。

中島瑠菜(寺田さん)

出演者コメント

「レイニーブルー」の現場は様々な愛情に溢れていました。
映画への愛、地元への愛、スタッフ陣の監督への愛、そして監督の笠智衆愛。
そんな諸々の愛情がどのような作品として結実するのか。
熊本の夏はとにかく「熱」く、幸せな時間を過ごさせていただきました。
柳監督、楽しい現場をありがとう。また呼んで下さいね。

笠兼三(中山聡・パパ)

出演者コメント

撮影現場での柳監督を見て、この人は高校演劇部の頃から何も変わらない、ずっとまっすぐで、凄い人だなと思いました。高校時代、柳さんが演劇部に誘ってくれなかったら今の私はありません。尊敬する友人であり、私の恩人です。
映画「レイニー ブルー」は、創作に熱くて自分の世界を表現したくて、でもたくさん悩んで苦しんで、そんな気持ちが痛いほど伝わってくる作品です。この作品に関わる中で、私も、映画とは別の世界で、自分の道を突き進みたいと思えました。

津川ミサ(夏鈴)

※演出助手としても参加した高校時代の演劇仲間
※お笑い芸人カゲダンとして活動中

出演者コメント

現場での柳監督はコロコロと表情を変えながら真っ直ぐに作品に向き合い、頼もしい背中で座組を引っ張っていました。風のような人です。
同世代ながらとても大きく見えた柳監督は尊敬する憧れの人であり、拾ってくれた恩人であり、役者を目指している私は勝手に同志だとも思っています。(笑)
レイニーブルーは自分の中の揺れ動く何かを表現したい創作する若者の、苦しみと悩みと不安としがらみとを、柳監督からの目線でうつした、柳監督にしか撮れない映画です。柳監督の心の絵を熊本の美しい風景が鮮やかに彩っています。
この作品が観た人の心の1ページに残り、何かに突き進むきっかけになれば嬉しいです。

上薗祐己(足立)

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©映画「レイニーブルー」製作委員会事務局(株式会社桃内)
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